
年に1度の祭典!WEFUNK WORLD FESTIVAL!!
WEFUNKの年に一度の祭典。WEFUNK WORLD FESTIVAL vol.2 -OLD’S COOL-が3月26日(日)にZepp Tokyoにて開催された。『OLD’S COOL』というテーマのもと、1年を通して活躍した選ばれしダンスナンバーが一夜に集結し、洋邦様々な往年の名曲で数々のショーを披露した。
-幕が開いた瞬間に1年間の色んな想いが駆け巡った-
vo. 藤正裕太
学生時代から名を馳せたコレオグラファー(振付師)や全くの無名の状態から実績と力を少しずつ積み上げ話題となったコレオグラファーの元に、何人もの仲間が集い一夜限りのショーを創り上げる。気づけば、1年間のWEFUNK関連のイベントへの総出演者は実に2000人を越えていた。WEFUNKを支える「踊りたい」という純粋な情熱へのWEFUNKなりの感謝の形がWORLD FESTIVALであるのだ。
ダンサー、バンド、スタッフ、観客。その全てのモノの感謝と情熱がZepp Tokyoを煌びやかで感動的な空間へと変えていった。
様々なジャンルのダンスとグルービーな生演奏が起こす化学反応
多種多様の音楽とダンスがあり、観るもの聴くものを飽きさせないWEFUNK。同じジャンルのダンスでも、それぞれのコレオグラファーの感性で全く違う作品と姿を変え観客を魅了する。
プロのダンサーのみならず、普段スーツを身にまとい社会の中で奮闘するダンサーもいれば、毎日ランドセルを背負って学校に行くダンサーまで。それぞれのバックグラウンドがあるからこそ生まれる予想だにしないクリエティブが、WEFUNKというイベントをアーティスティックなものとする1つの所以のなっていることを強く感じさせた。
その未知のパワーを調和させる役割を果たすのが、
WEFUNKバンド『BACKSIDE SMITH』。
昨年の初夏に結成された彼らは、この1年間で数々のダンサーと共演した。
聞こえる音、感じるリズム、表現したい想い。
ダンサー、ミュージシャンにとって似てるようで似てなかったり、近いようで遠いものであったり。その微々たる違いが生む少しの隙間に幾度となくぶつかってきた。
だからこそ、1年の集大成で最高のステージを魅せたのかもしれない。
その天才的な感性と構成力で観るものを別世界へと引き込む「新藤静香ナンバー」。日本の往年の名曲で彼女たちらしいショーを魅せた。
*振動により映像が揺れています。
ダンスを始めたばかりの子から大人顔負けのスキルを持つ子まで。今回最多出演者を記録した「虹伝ゆーさくナンバー」。一生懸命さとステージから滲み出る努力の時間に心を打たれた。
まだ学祭のイベントだった初期WEFUNKの頃から長く支え続けてくれた「All The King’s Lockers」。思い出の楽曲と振り付けでWEFUNKのOLD’S COOLを魅せた。
世界を渡り踊る「Hilty&Bosch」と生演奏のコラボは何度見ても興奮する。
性別・年齢・経験。その全てが意味をなさない唯一無二のエンターテイメント
音楽を奏でる。
歌を歌う。
ダンスを踊る。
それらは一見限られた者にしかできないことのように聞こえてしまう。
WEFUNKはそうでないのだ。
「WEFUNKは超参加型エンターテインメントです。」
当イベントの代表である城田寛治が務めた前説で伝えた
イベントの真髄を感じる言葉。
エンタテインメントは参加してなんぼのコンテンツ。
その一つである音楽やダンスを融合させるWEFUNKは、観る者と演じる者が垣根なく近づけるものであり続けさせたい、という強い想いと並々ならぬ覚悟を感じさせる言葉であった。
WEFUNKの次回公演、
5月3日(祝)、川崎CLUB CITTA’にて開催されるJ-POPの祭典
WEEKEND HERO -J-POP Special- vol.2でも
彼らのエンタテインメントの行く末に注目したい。
Photo by HAMASHOW (https://www.facebook.com/HAMA.WORKS/)